周年の英語表記ガイド|英語での周年記念の言い方と実例紹介

周年の英語表記ガイド|英語での周年記念の言い方と実例紹介

 

企業の周年記念事業を計画中のみなさんの中には、「周年」の英語表記で悩んでいる方や上司から「周年記念事業を通じて企業の国際的なイメージを強化したい」という指示を受けている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事では、「周年」の英語表記について詳しく解説し、具体的な言い回しや略語、英語表記を使用している周年ロゴの例などを紹介します。

 

 

「記念」の基本的な英語表現

「記念」にあたる英単語には、主に「anniversary」と「memorial」の2つがあります。

日本語の「アニバーサリー」や「メモリアル」とは少しニュアンスが異なることもありますので、適切な使い分けが重要です。

以下では、それぞれの使い方について詳しく解説します。

 

1.anniversary:過去の特別なできごとがあった日

「anniversary」は、特別な出来事があった日を記念する英単語で、カジュアルに使われます。

この単語は「annus(年)」と「vertene(回る)」から派生し、毎年巡ってくる記念日を意味します。略称として「annive.」や「anniv.」が使われることもあります。

日本語の「アニバーサリー」ではお祝いごとを連想しがちですが、英語の「anniversary」は必ずしも祝福の意味に限らず、災害や事件の記念日にも使われます。

 

2.memorial:過去のもの

「memorial」は、「記念の」という形容詞と、「記念品」や「追悼碑」という名詞の意味を持つ単語です。「memory(記憶)」から派生しており、記憶に残る日だけでなく、記憶を留める対象やモニュメントも含みます。

 

 

押さえておきたい英語の数字表記

以下では、押さえておきたい英語の数字表記を3つ紹介します。

 

基数

基数(cardinal number)は、数字を表現する基本的な数値であり、「1」「2」「3」といった数そのものを指します。

 

1 one
2 two
3 three
4 four
5 five
6 six
7 seven
8 eight
9 nine
10 ten

 

序数

序数(ordinal number)は、物事の順序や位置を示すための数字です。

基数の数字に「-th」を付けて表現します。例えば、1st(1番目)、2nd(2番目)、3rd(3番目)などです。ただし、「fifth(5番目)」「eighth(8番目)」「ninth(9番目)」のように、いくつか例外があります。

また、基数が「y」で終わる場合、「y」を「ie」に変えてから「-th」を付けるのがルールです。たとえば、「twenty(20)」は「twentieth(20番目)」になります。

 

1 first
2 second
3 third
4 fourth
5 fifth
6 sixth
7 seventh
8 eighth
9 ninth
10 tenth

 

倍数

倍数の表現は、日常会話やデータ関連の書類でよく見かけます。

基本的に、数の倍数を表す際には「〜times」を使います。例えば、2倍は「twice」、3倍は「three times」、4倍は「four times」と表現します。特に2倍については、特別に「twice」という単語が使われるため、この表現を覚えておくと便利です。

 

 

数字を使った周年記念の表記方法

周年記念の英語表記では、序数を使って表します。

例えば、「1周年」は「first anniversary」、2周年は「second anniversary」となります。

数字を使った表記では、1周年は「1st anniversary」、2周年は「2nd anniversary」とすることもできますが、「1th anniversary」は誤りです。

序数の表記には「-th」を付けるルールがありますが、1stや2ndのように例外もあります。

 

日本語表記 英語表記 英語表記(略称)
1周年 first anniversary 1st anniversary
2周年 second anniversary 2nd anniversary
3周年 third anniversary 3rd anniversary
4周年 fourth anniversary 4th anniversary
5周年 fifth anniversary 5th anniversary
10周年 tenth anniversary 10th anniversary
20周年 twentieth anniversary 20th anniversary

 

 

会社名を英語表記する場合に注意すること

会社名を英語表記にする場合の注意点を2つ紹介します。

 

ヘボン式と訓令式に注意する

日本語をローマ字で表記する際、ヘボン式と訓令式の2つのローマ字表記方法があります。ヘボン式は、発音をイメージしやすい表記方法で、パスポートや出版物でよく使われます。例えば、「し」は「Shi」、「しゃ」は「Sha」と表記します。

訓令式は学校で初めて習う表記方法で、文字数が少ないのが特徴です。例えば、「し」は「Si」、「しゃ」は「Sya」となります。

なお、日本語を英語表記する際には、多くの場合ヘボン式が用いられます。

 

株式会社や団体名の記載方法に注意する

会社名を英語で表記する際は、会社名の末尾に「Inc.」や「Co., Ltd.」などを追記します。「Co., Ltd.」を使う際は、カンマの後に必ず半角スペースを入れましょう。

たとえば、「株式会社」を英語表記する場合は、「Company」または「Company Limited」であり、略称として「Co., Ltd.」が使われます。

「法人」は「Incorporated」(略称は「Inc.」)、また「合同会社」は「Limited Liability Company」(略称「LLC」)と表記します。

 

 

英語表記を使用している周年ロゴの例

周年ロゴを制作するにあたり、以下では英語表記を使用している周年ロゴの例を2つ紹介します。

 

株式会社クレーター

株式会社クレーター

出典:https://crater.co.jp/works/vi/crater10th/

 

弊社「株式会社クレーター」は、10周年を記念した記念ロゴを制作しました。社名の由来となる月を模したロゴマークになっています。10周年を英語表記で「10th Anniversary」と表現しています。

 

東京農工大学

東京農工大学

出典:https://www.tuat.ac.jp/outline/disclosure/pressrelease/2024/20240401_01.html

 

150周年を記念して制作されたロゴにデザインされている周年数の「0」には、東京農工大学の英語名称「Tokyo University of Agriculture and Technology」が記載されています。

また、英語名称の略称である「TUAT」が右下にデザインされています。

 

 

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