200周年記念事業の事例7選|成功させるポイントも紹介!

200周年記念事業の事例7選|成功させるポイントも紹介!

 

歴史ある企業や団体にとって、200周年という節目は大きなチャンスであり、同時にプレッシャーでもあります。それゆえ、「どのようにして成功させればよいのか」と、不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、200周年記念事業を成功させた7つの事例をピックアップし、ポイントを詳しく解説します。

 

 

企業の200周年記念事業の事例7選

以下では、企業の200周年記念事業の事例を7つ紹介します。

 

1.THE GLENLIVET

THE GLENLIVET

出典:https://www.theglenlivet.jp/our-whisky/le-200th.html

 

THE GLENLIVETは、創業200周年を記念して、周年記念限定ボトルをリリースしました。

100%ファーストフィル・アメリカンオークで熟成されたこのボトルは、鮮やかな金色を持ち、タンジェリンやパイナップルの爽やかな香りと、ヘーゼルナッツやバニラの甘さが織り交ざります。

パッケージデザインは、世界42か国のアーティストからの応募作のなかから選ばれたもので、グレンリベットの200年の歴史を大胆かつ独創的に表現しています。

 

2.戸田工業

戸田工業

出典:https://www.todakogyo.co.jp/200th/

 

戸田工業は、創業200周年を迎え、その歴史と技術を称える特設サイトを開設しました。1823年に人類最古の顔料「ベンガラ」の工業生産からスタートし、時代の変化に応じて製品を進化させ続けてきた同社は、微粒子の可能性に注力しています。

これまで、環境に配慮した製造方法や、オーディオ・ビデオテープ用磁気記録材料の製品開発など、多岐にわたる分野で革新を起こしてきました。

現在では、自動車やスマートフォン、家電などの最先端分野にもその技術が応用され、世界中で高く評価されています。

 

3.ザウター社

ザウター社

出典:https://www.sauter-pianos.jp/200thanniversary

 

ザウター社は2019年に創業200周年を迎え、ドイツで記念パーティーを開催しました。

イベントでは、200周年を記念した特別モデル「Rapsody」が展示され、技術革新として「人工象牙鍵盤」の開発も発表されました。

200周年の節目に合わせ、特設サイトも公開されており、ザウター社の歴史と革新への取り組みが紹介されています。

 

4.榮太樓

榮太樓

出典:https://www.eitaro.com/200th/#brand

 

代表的な「榮太樓飴」をはじめ、金鍔や梅ぼ志飴など、東京の伝統的な味を生み出してきた榮太樓は、200周年記念に特別デザインのパッケージ商品を展開しました。

歌川広重の浮世絵や現代のアーティストによるイラストを採用し、持ち運びに便利なポケット缶タイプで提供しています。

 

5.服部興業株式会社

服部興業株式会社

出典:https://www.hattori-k.co.jp/anniversary/index.html

 

服部興業株式会社は、創業200周年を記念して、さまざまな特別事業を展開しています。

ファジアーノ岡山と京都サンガF.C.の試合で協賛デーを実施し、ハワイへの社内旅行を実施しました。

また、本社事務所のリノベーションを通じて働きやすい環境を整備し、経営信条である「三つの満足」の実現を目指しています。

 

6.株式会社ツカモトコーポレーション

株式会社ツカモトコーポレーション

出典:https://www.tsukamoto.co.jp/abouttsuka/nihyaku.html

 

株式会社ツカモトコーポレーションは、1812年に創業した小間物問屋「紅屋」から始まり、2011年度に200周年を迎えました。

これを記念して、同社は地域の伝統文化の継承を目指し、中央区の中学校で「伝統文化継承授業」を開催。授業では、夏の伝統的な和装である浴衣の着付けを指導し、生徒約100名に浴衣一式を配布しました。

 

7.ジョバンイボン

ジョバンイボン

出典:https://www.horiba.com/jp/horibajobinyvon200/

 

ジョバンイボン(現ホリバ・フランス社)は、1819年の創業以来、光を波長別に分散させる「分光」の分野で活躍してきました。

2019年に創業200周年を迎え、日本とフランスでの記念講演や式典を実施しました。

 

 

200周年の記念事業を成功させるポイント

ここでは、企業にとって重要な節目である200周年の記念事業を成功させるポイントを紹介します。

 

1.開催目的を決める

周年記念イベントを成功させるためには、まず明確な目的を設定することが重要です。

社内向けでは、社員のモチベーション向上や交流促進を目的としたイベントが効果的です。また、企業のミッションやビジョンを再確認すると、インナーブランディングを強化する機会にもなります。

一方、社外向けでは、取引先や顧客への感謝を伝え、信頼関係を深めることが重要です。周年記念は、企業の歴史を祝うだけでなく、未来へのビジョンを共有し、関係性を強化する絶好のチャンスです。

 

2.ターゲットを明確にする

取引先や消費者、顧客、社員など、誰に向けて発信するのかを明確にすると、効果的な計画が立てられ、周年記念の意図をしっかりと伝えられます。

また、ターゲットを絞ると、予算配分や具体的なプランも立てやすくなり、目的に沿った効果的な周年記念イベントが実現します。

 

3.社員を積極的に巻き込む

周年記念を成功させるためには、全社員を積極的に巻き込むことが重要です。

社員全員に役割を与えて関わってもらうと当事者意識が芽生え、イベントへの参加意欲が高まります。部署を超えてチームを結成し、幅広いメンバーを集めると、社内全体で取り組む一大プロジェクトとして盛り上げることができるでしょう。

 

4.予算に合った記念事業を考える

周年記念事業を成功させるには、会社の予算に見合った計画が必要です。

まず、どれくらいの予算をかけられるのかを事前に話し合い、余裕を持った予算設定をしましょう。これにより、不測の事態が発生しても柔軟に対応できるようになります。

予算を抑えすぎるとイベントが小規模に見えてしまうため、参加人数やイベントの規模を考慮し、適切な予算配分を行うことが大切です。

 

 

周年ロゴの制作なら「years」にお任せください!

周年ロゴの制作を考えている方は、周年ロゴ専門サービスの「years」にご相談ください。

プロのデザイナーによる丁寧なヒアリングを通して、納得のいくロゴデザインを提案させていただきます。

まずはちょっとした質問やご相談からでも大丈夫ですので、まずは気軽にお問い合わせください。

 

関連記事