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周年記念事業事例10選!成功させるポイントも紹介

周年記念事業事例10選!成功させるポイントも紹介

 

周年記念事業を成功させるために、事例を参考に企画を考えたいと思っている方もいらっしゃるでしょう。

本記事では、周年記念事業の事例を10個紹介し、押さえておきたいポイントも解説します。

 

 

周年記念事業とは?

周年記念事業とは?

 

周年記念事業とは、企業が創立やブランドの設立、商品の発売から一定の節目を迎えた際に行うイベントです。

社内向けでは、社員やその家族、OB・OGを招いて感謝を伝える場として式典やパーティー、社内レクリエーションを実施します。

社外向けは、株主や取引先、エンドユーザーを対象に、感謝の意を伝えると同時に、企業の現状や今後の展望を周知する機会でもあります。

 

 

周年記念事業の目的

ここでは、周年記念イベントを行う目的を、社内向けと社外向けに分けて紹介します。

 

社内向け周年記念事業の目的

社内向けの周年記念事業の目的は、社員への感謝を伝え、愛社精神や連帯感を高めることです。感謝の気持ちを表すと社員のモチベーションが向上し、離職率の低下にもつながります。

また、自社の歴史や理念を共有すると、社員が自社理解を深めるきっかけにもなります。

このように、社内向け周年記念事業は、社員同士のコミュニケーションの活性化を促し、業務の円滑化に貢献します。

 

社外向け周年記念事業の目的

社外向けの周年記念事業は、株主や取引先、顧客との関係を強化し、信頼感を高めるための重要な機会です。感謝の気持ちやこれまでの歩みを共有すると、良好な関係を築けます。また、今後の会社の方針を発表する場として、将来への期待を高める効果もあります。

特にエンドユーザー向けには、新商品やキャンペーンを通じて注目を集めるプロモーションの場として活用可能です。

 

 

周年記念事業の事例10選

ここでは、周年記念事業の事例を10個紹介します。

 

1.キユーピー醸造株式会社

キユーピー醸造株式会社

出典:https://www.kewpie.com/blog/2022/09/2692/

 

キユーピー醸造株式会社は、1962年にキユーピーマヨネーズの原料であるビネガーの製造・販売を目的に設立され、2022年に創立60周年を迎えました。

記念式典では、全国および中国の事業所とリモートでつなぎ、社員たちは過去の功績に感謝し、未来に向けた成長を誓い合いました。また、各部署の代表者が今後のビジョンや目標を発表しました。さらに、60周年を記念して新しい年表やWebサイトのリニューアルが行われ、社員や取引先には「ビネガーマスターになれる本」や記念品が配布されています。

 

2.日本商工会議所

日本商工会議所

出典:https://www.jcci.or.jp/anniversary/

 

日本商工会議所は、2022年に創立100周年を迎え、東京国際フォーラムで記念式典を開催しました。

天皇陛下のご臨席のもと、未来に向けた決意として「商工会議所宣言」が公表され、歴代会頭の歩みを紹介する記念映像も披露されました。

100周年を記念して制作されたロゴマークは、「100」を基調とし、地域企業の団結が日本経済を支える姿を表現しています。スローガン「地域とともに、未来を創る」は、全国の商工会議所と会員企業と共に未来へ歩み続ける決意を表しています。

 

3.桜美林学園

桜美林学園

出典:https://www.obirin.jp/100th/

 

桜美林学園は、2021年に創立100周年を迎え、これを記念してさまざまな事業を展開しました。

100周年を記念して制定されたロゴは、学園関係者からの公募作品の中から選ばれました。桜美林学園の象徴であるチャペルをもとに、未来を見据えた先進的なデザインとなっています。

また、100周年事業の一環として、「清水安三の教育思想」に関する国際シンポジウムや記念式典、募金活動など、多岐にわたる活動が実施されました。

 

4.日経BP

日経BP

出典:https://www.nikkeibp.co.jp/50th/

 

日経BPは創立50周年を迎え、次の50年に向けたさまざまな記念事業を展開しました。

記念出版として「100の技術」と「100のブルーオーシャン」を同時刊行し、最新技術や成長市場を詳しく解説しています。また、イノベーターを表彰する「日本イノベーター大賞」を開催し、50周年を記念して特別な賞も設けました。

さらに、国内外の識者を招いた「創立50周年記念フォーラム」を開催し、日経BPの新しいロゴとスローガンを発表しています。

 

5.迎賓館

迎賓館

出典:https://www.geihinkan.go.jp/akasaka/50th/

 

迎賓館は2024年4月に開館50周年を迎えたことを記念し、さまざまな記念事業を展開しています。

その一環として、同じく50周年を迎えたハローキティとのスペシャルコラボレーションが実現しました。迎賓館限定デザインのハローキティグッズやイベントが企画され、来場者に特別な体験を提供。また、迎賓館の歴史を振り返る「迎賓館50年パネル展示」も行われ、これまでの歩みと未来への展望を広く紹介しています。

 

6.志摩スペイン村

志摩スペイン村

出典:https://www.parque-net.com/special/30th/

 

志摩スペイン村は、開業30周年を記念して多彩なイベントを開催。

園内には華やかなデコレーションやフォトスポットが設けられ、訪れる人々に特別な体験を提供します。また、地元の伊勢志摩で育まれた食材を使ったグルメイベントも目玉の一つで、直径1メートルの大鍋で作る50人前のパエリャやピンチョスが販売されます。30周年記念の限定グッズも登場し、1年を通してさまざまな商品が販売されます。

 

7.さのまる

さのまる

出典:https://www.city.sano.lg.jp/sanomaru/10th/index.html

 

さのまるは、キャラクター誕生10周年を記念して、全国47都道府県を巡るPR活動を展開。「さのまるキャラ弁コンテスト」や「さのまる衣装デザインコンテスト」など、ファン参加型の企画も実施されました。優秀作品には、さのまるグッズや特産品が贈られます。

さのまる10周年を祝うコラボ企画も続々と広がり、さまざまな場所で記念イベントが行われています。

 

8.くまモン

くまモン

出典:https://kumamon-land.jp/news/detail/9be84bb5-4035-48d3-8111-4470a5c7332c

 

くまモンは2025年3月にデビュー15周年を迎えるにあたり、周年ロゴを公募しました。

国内外から674点の応募が寄せられ、ファン投票や審査員による最終審査を経て、15周年記念ロゴが決定。このロゴは2026年3月までの期間、くまモン関連のイベントや一般商品などで幅広く使用されます。審査の様子は、BSフジの番組「小山薫堂 東京会議」で放送され、ファンも一緒にくまモンの15周年をお祝いできます。

 

9.株式会社ダイワ・エム・シティ

株式会社ダイワ・エム・シティ

出典:https://www.daiwa-mt.co.jp/centenary/izumo_trip.html

 

株式会社ダイワ・エム・シティは、創業100周年を記念して、2015年11月に国内社員旅行を実施しました。3泊4日で松山やしまなみ海道、広島、出雲大社などを巡り、社員18名が参加しました。

 

10.株式会社ドミノ・ピザ ジャパン

株式会社ドミノ・ピザ ジャパン

出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000001567.html

 

株式会社ドミノ・ピザ ジャパンは、日本上陸25周年を記念して、25個の特別企画を実施しました。その中でも特に注目を集めたのは、ネット注文者の中から25人に1人が全額無料になるキャンペーンや、2010年9月30日生まれの赤ちゃんに25歳まで毎年ピザをプレゼントする企画です。ユニークな企画を通じて、株式会社ドミノ・ピザ ジャパンは25周年を盛大に祝いました。

 

 

周年記念事業を成功させるポイント

周年記念事業を成功させるポイント

 

周年記念事業を成功させるためには、企画のおもしろさだけでなく、いくつかの重要なポイントを押さえる必要があります。ここでは、周年記念事業を成功させるポイントを4つ紹介します。

 

目的やターゲットを明確にする

周年イベントを成功させるためには、目的とターゲットを明確にすることが大切です。

誰に対して何を伝えたいのかを最初に定めると、効果的なイベント企画が可能になります。派手にすることを重視するあまり、目的が不明確なイベントにしてしまうと、印象に残らないものになりかねません。

準備に時間を要する場合も多いため、早い段階で目的とターゲットを定め、コンセプトをしっかり固めて進めることが重要です。

 

社員を巻き込んで自分ごとにする

周年イベントを成功させるためには、企画段階から多くの社員を巻き込み、全員が「自分ごと」として感じられる環境を作ることが重要です。社員一丸となって取り組むことで、特別感と一体感が生まれます。

さまざまな部署からメンバーを選定したり、公募制にしたりして、より多くの社員が参加できる仕組みを作りましょう。

 

費用対効果を考える

周年イベントの成功には、限られた予算内で費用対効果を重視することが重要です。

イベントの内容や規模によってコストは大きく変動するため、何に費用をかけるべきか慎重に検討する必要があります。

プロのイベント会社に依頼するとクオリティが向上し、目的達成も期待できますが、その分費用がかかるため、投資する価値があるかどうかを見極めましょう。

自社の状況に応じて、最も効果的な部分に予算を配分し、イベントを最大限に盛り上げる工夫が求められます。

 

感謝の意と未来への抱負を示す

周年イベントは、過去の感謝を伝えるとともに、未来へのビジョンを示す重要な機会です。社員や取引先、お客様へ感謝の気持ちを伝えると、信頼関係の強化や社員のモチベーション向上につながります。

また、今後の企業の目標や計画を明確に伝えると、次の節目に向けた目標が可視化され、社員全体の士気も高まるでしょう。過去の功績の振り返りに加えて、未来を見据えた企業の成長ビジョンを示すことで、より前向きで意義深いイベントにできます。

 

 

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