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周年ポスターの作り方|初心者でもわかる基本とデザインのポイント

周年ポスターの作り方|初心者でもわかる基本とデザインのポイント

 

周年ポスターを作りたいけれど、「どこから手をつければいいのかわからない」  「デザインセンスがないから不安」  などの悩みを抱えていませんか?

特別な周年を祝うポスターは、イベントや会社の魅力を伝える大切なツールです。とはいえ、初心者にとっては何を考慮して作ればいいのか、手探りになってしまいがちでしょう。

そこで本記事では、周年ポスターの目的と役割、周年ポスター作りの基本を解説します。

 

 

周年ポスターの目的と役割

周年ポスターの目的と役割

 

周年ポスターの作り方を紹介する前に、周年ポスターを制作する目的や役割について知っておきましょう。

 

社内での意識向上と一体感の醸成

周年ポスターは、会社や組織の節目を祝う象徴的なツールであり、その目的の一つに社内の意識向上と一体感の醸成があります。

ポスターを通じて、会社の歴史やこれまでの歩みを伝えることで、社員が組織への誇りや愛着を深めるきっかけになります。

特に、新しい社員にとっては、自分がこの歴史の一部になるという意識を持つ機会となり、自然とチーム全体の結束力が強まるでしょう。

 

社外へのアピール

周年ポスターは、企業が節目を迎えたことを社外に向けてアピールするツールとなります。

顧客や取引先、地域社会に対して、これまでの歴史や実績、ブランド価値を伝えることで、企業の信頼性や好感度を高める効果があります。

たとえば、店舗やオフィスの入口にポスターを掲示すると、来訪者が自然と周年記念に気付き、「長年信頼されてきた企業」や「地域や業界に貢献している企業」としてのイメージを持ってもらえるでしょう。

このように、周年ポスターは、外部との信頼関係を強化し、企業のブランド価値を再認識してもらうきっかけにもなります。

 

 

【初心者向け】周年ポスターの基本的な作り方

【初心者向け】周年ポスターの基本的な作り方

 

基本を押さえたうえで制作を進めれば、より魅力のあるポスターに仕上げることができます。ここでは、周年ポスターの基本的な作り方を紹介します。

 

1.伝えたい内容とターゲットを絞る

周年ポスターを制作する際は、まず目的と伝えたい内容、ターゲットを明確にしましょう。

何を伝えたいのかが定まらないまま制作を進めると、要素が散らばってしまい、結局何を伝えたかったのかが相手に伝わらない可能性があります。

周年ポスターを作る目的と内容、届けたい相手をはっきりさせることで、余計な要素を省き、簡潔でわかりやすいデザインに仕上げることが可能です。

ターゲットを絞る際は、性別や年齢、生活スタイルなどを深く考えると、適切なメッセージやデザインが浮かびやすくなり、掲示場所の選定にも役立ちます。

 

2.ポスターのサイズや用紙を選ぶ

ポスターの目的やターゲットが決まったら、掲示場所や伝えたい情報量に応じて適切な用紙のサイズを選びましょう。たとえば、狭いスペースには小さめのサイズ、広い場所には目立ちやすい大きめのサイズがおすすめです。

なお、駅構内ではB0やB1、B2サイズ、電車の中吊り広告ではB3サイズが一般的です。イベント告知用にはB2サイズ、店舗用にはA2サイズがよく使用されますが、掲示場所にサイズ規定がある場合もあるので事前の確認が重要です。

また、用紙の素材にも着目しましょう。

屋内用ポスターには、一般的にコート紙やインクジェット紙が使用されています。一方、屋外用や水に濡れる可能性がある場合は、耐水性のユポ紙が適しています。

適切な用紙サイズや素材を選ぶことで、目的に合った効果的なポスターを制作できます。

 

3.キャッチコピーとメインビジュアルを決める

次にキャッチコピーとメインビジュアルを決めます。

これらはポスターを見た人の興味を引き付ける重要な要素です。

キャッチコピーを考える際は、ターゲットの興味や日常的な悩み、欲求に寄り添いながら、「自分ごと」と感じてもらえるフレーズを意識しましょう。短く簡潔でありながら、伝えたい内容が一目でわかることがポイントです。

また、内容によっては文字よりも写真やイラストのほうが効果的な場合もあります。

イベント名やキャッチコピーを際立たせるには、文字や写真を大きくしたり、色のコントラストを活用したりして視線を集めましょう。

 

4.デザインの4原則を意識して配置する

周年ポスターをデザインする際は、基本となる「近接」「整列」「強弱」「反復」の4原則を意識することが大切です。原則を守ることで、視覚的に整った伝わりやすい周年ポスターを制作できます。

 

近接:関連する情報をまとめて配置することで、情報をわかりやすく整理します。たとえば、イベントの日時やアクセス情報は一か所に集めましょう。

整列:文字や画像の位置を揃えて見た目の統一感を高め、読みやすさを向上させます。

強弱:重要な情報を目立たせます。タイトルやキャッチコピーは大きく配置し、優先度の低い情報は小さくして視線を誘導します。

反復は:フォントやデザインルールを繰り返し使用して全体に統一感を持たせます。

 

これらの原則を活用すれば、初心者でもバランスの取れた効果的なポスターが作れるようになります。

 

5.配色を決める

ポスターの配色を決める際は、色の持つ印象を意識しましょう。

たとえば、暖かさや親しみを伝えたいなら赤やオレンジ、黄色などの「暖色」を、冷静さやクールさを伝えたいなら青や緑、紫などの「寒色」を選ぶと効果的です。

また、色数やバランスにも注意が必要です。色が多すぎるとデザインが散漫に見えるため、ベースカラー70%、メインカラー25%、アクセントカラー5%の配色比率を基本にすると、全体がまとまりやすくなります。

 

 

yearsのポスター・看板制作実績

yearsでは、企業や団体の特徴を的確に捉え、伝えたいメッセージを効果的に発信するポスターや看板を多数制作しています。ここでは、その実績をいくつかご紹介します。

 

1.日東紡績株式会社

日東紡績株式会社

 

1923年に福島県で創立され、2023年に創立100周年を迎えた日東紡グループ。これまで、世界初のグラスファイバー工業化をはじめ、電子材料や医薬品分野など多岐にわたる事業を展開しきました。周年ロゴを含む周年ポスターの制作を弊社で行いました。

 

2.株式会社One

株式会社One

 

株式会社Oneは、「いちいちきにかける不動産屋」として、お客様一人ひとりの第一歩を丁寧に支えています。情報や人、資産が一つに集まり、木のように一つの集合体となっていくような「オンリーワンな会社」を目指しています。

弊社では、ロゴやWebサイト、看板などのVI(ビジュアル・アイデンティティ)を担当いたしました。

 

3.日本フルハーフ株式会社

日本フルハーフ株式会社

 

バンボデーやトレーラ、コンテナなどの輸送用機器を製造・販売する、日本フルハーフ株式会社様のポスターを制作しました。

 

周年ロゴの制作ならyearsへ!

企業や団体の大切な節目を彩る周年ロゴ。

「years」では、丁寧なヒアリングを通して、企業の歴史や想いを形にします。

「どんなデザインがいいかわからない」「まずは相談したい」という方も大歓迎です。

ちょっとした質問やご相談からでもお気軽にお問い合わせください。

 

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