125周年を祝う!伝統と革新を融合したロゴデザインのアイデア7選
125周年を迎える企業のロゴデザインを担当することになり、「どんなデザインが周年記念にふさわしいか」と悩んでいませんか?「伝統を尊重しつつ、新しい風を感じさせたい」「他社と差別化し、長く愛されるロゴを作りたい」と考える担当者の方も多いでしょう。
本記事では、125周年を祝うにふさわしいロゴデザインのアイデアを7つご紹介します。この記事を読めば、記念すべき周年を象徴するデザインのヒントが得られるでしょう。
目次
125周年ロゴ・キャンペーン事例7つ
以下では、125周年ロゴ・キャンペーンの事例を7つ紹介します。
1.日本地質学会
出典:https://geosociety.jp/125th/content0012.html
日本地質学会は、創立125周年を記念して、会員からロゴデザインの募集を行いました。
投票によって選ばれたデザインは、学会誌の封筒やホームページなどで使用され、125周年記念の盛り上げに活用されました。
2.ロート製薬株式会社
出典:https://www.rohto.co.jp/news/whatsnew/2024/0610_01/
ロート製薬株式会社は、創業125周年を迎え、新たなコーポレートスローガンとロゴデザインを発表しました。
新スローガン「ロートは、ハートだ。」は、企業が常に「人」を中心に据えている思いを表しています。社員一人ひとりの情熱やこだわりを大切にし、お客様や患者の心に寄り添い、心から元気にすることを目指しています。
また、新しいコーポレートロゴでは、Rの文字で「人」を象徴し、知性を表す青と情熱を表す赤をキーカラーにしています。エネルギッシュに挑戦を続け、情熱で心を動かすという企業の姿勢も反映しています。
3.東京大学医科学研究所
出典:https://www.ims.u-tokyo.ac.jp/anniversary/anniversaryrogo.html
東京大学医科学研究所は、創立125周年を迎えるにあたり、記念行事やコミュニケーションツールの一環として新たなロゴマークを作成しました。
このロゴは、緑色を基調とし、シンプルに「125周年」をデザイン化しています。また、「5」の曲線部分を二重に描くことで、創立125周年と改組50周年を象徴する「50」を同時に表現しています。
4.ヤマハ株式会社
出典:https://archive.yamaha.com/ja/news_release/2012/12083101.html
ヤマハ株式会社は、創業125周年を記念して、著名なデザイナーであるNeville Brodyがデザインしたロゴを発表しました。125年にわたるヤマハの多彩な活動をブロックの集合体として表現し、楽器や楽譜など音楽的な要素を取り入れたデザインとなっています。
また、「熱い想いと奏でる力」というヤマハの価値観を反映したスローガンも掲げられました。
5.京都大学
出典:https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news/2019-06-18
京都大学は、創立125周年を記念して「京大力、新輝点。」というスローガンを掲げました。
「京大力」とは、125年の歴史の中で培われた知的好奇心、コミュニケーション能力、独創性、そして自由な議論を得意とする京大ならではの総合的な力を意味しています。
特設サイトでは、京都大学の歴史や独自の学問・研究、活躍する同窓生の紹介を行っています。
6.常磐線
出典:https://www.jreast.co.jp/press/2022/tokyo/20220120_to01.pdf
常磐線は開業125周年を記念し、「記念ヘッドマーク」を掲げた車両の運行や、鉄道ファン向けの情報発信、限定企画などを実施しました。
JR東日本の「撮り鉄コミュニティ」会員から募集した沿線の風景と車両の写真が、ポスターとして常磐線の各駅に掲出される予定です。また、駅キャラクターのスタンプを集める「常磐線 駅キャラスタンプラリー」や、125周年限定グッズの販売も行われ、多彩なイベントが展開されます。
7.気象庁
出典:https://www.jma.go.jp/jma/kishou/info/logo.html
気象庁は新たなロゴマークとキャッチコピーを作成するため、職員からアイデアを募集し、投票で決定しました。
選ばれたロゴマークは、大気圏に包まれた地球を中心に、大気の流れを描き出し、芽吹きや海の波など地球の自然現象を表現しています。また、気象庁の英語名である「Japan Meteorological Agency」の頭文字「J」「M」「A」をデザインに取り入れており、三日月状の模様と球体で「J」と「a(A)」を、球体上の波動で「M」を表現しています。
キャッチコピー「守ります 人と自然とこの地球」は、平成10年度の気象記念日に職員から募集されたもので、自然災害から国民の生命と財産を守る気象庁の使命を反映しています。このロゴマークとキャッチコピーは、パンフレットやポスター、封筒などの印刷物や、各種行事で広く使用されています。
125周年ロゴの作成方法
125周年ロゴの作成方法を3つ紹介します。
クラウドソーシングで公募する
クラウドソーシングは、企業がオンラインでフリーランスに仕事を依頼できるサービスです。
ロゴの制作は、コンペ方式を利用するのが一般的です。複数のデザイナーから提案されるデザインの中から、最も気に入ったものを採用できます。
数十から数百の提案が集まることもあるため、多くのデザインを比較検討できるのがメリットです。また、報酬を支払うのは採用したデザインに対してのみであるため、予算が限られている場合におすすめです。
なお、クラウドソーシングのコンペ式のおおまかな流れは以下の5ステップです。
1.ロゴのコンセプト指定
2.料金の仮払い
3.提案が集まる
4.修正・微調整を行う
5.納品
ランサーズ | 日本最大級のクラウドソーシングサービスです。
ロゴコンペの案件は常時10万件近くあるため、コストと時間を抑えて依頼したい場合におすすめです。 |
クラウドワークス | プロのデザイナーが、15万人以上在籍しているクラウドソーシングサービスです。
依頼フォームを埋めることで、イメージを明確に伝えられます。 |
ココナラ | 日本最大級のスキルマーケットです。依頼料は無料で支払いは購入代金のみです。金額は依頼する相手との交渉となります。 |
社内公募する
周年ロゴのデザインを社内で公募すると、社員間の団結力の向上につながります。
個人に負担が集中しないよう、プロジェクトチームを組んで複数の案を用意し、社内で投票を行うのがおすすめです。
社内公募は、デザインが得意な社員がいる場合や社員数の多い企業に向いています。社員は企業の理念や雰囲気を理解しているため、企業文化にマッチしたデザインが集まりやすい傾向があります。
社内公募を成功させるためには、周年事業の目的や意義を十分に伝え、社員の関心と参加意識を高めることが重要です。
ロゴ制作会社に依頼する
ロゴ制作は、専門の制作会社に依頼するのが最もおすすめです。
クラウドソーシングや社内公募と比べて費用は高めですが、ヒアリングを通じて理想に近いロゴを形にしてもらえます。制作会社によっては、納得のいくデザインになるまで何度も修正を加えることが可能です。
周年ロゴを浸透させる方法
以下では、周年ロゴを浸透させる方法を2つ紹介します。
周年テーマに沿ったロゴデザインにする
周年ロゴは、企業の歴史や伝統、理念を視覚的に表現する重要な要素です。
ターゲット層に合ったコンセプトを設定し、ロゴに反映させると、ブランドイメージの強化と認知度アップにつながります。
また、周年テーマに基づいたロゴは、周年イベントやキャンペーンの統一感を生み出し、イベント全体の一貫性を保つ役割を果たします。
ロゴを営業ツールやノベルティグッズに掲載する
周年事業を効果的に社内に浸透させるためには、名刺やポスター、パンフレット、社内報、ホームページ、広告、封筒、ノベルティなど、あらゆる媒体にロゴマークを掲載することが重要です。社員や消費者が日常的に目にする機会を増やすことで、自然とロゴマークの認識が深まり、周年事業への関心も高まります。
多くの企業は、周年事業イヤーの開始直後やその数カ月前にロゴマークを発表し、盛り上がりを狙います。
周年記念のロゴ制作ならyearsへ!
125周年ロゴの制作でお悩みなら、ぜひ周年ロゴ専門サービスの「years」にご相談ください。
丁寧なヒアリングを通して、唯一無二のロゴデザインを提案させていただきます。
まずはちょっとした質問やご相談からでも大丈夫ですので、まずは気軽にお問い合わせください。
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