150周年の記念事業を彩るロゴ・キャンペーン事例7選!記念事業を成功させるコツとは?

150周年の記念事業を彩るロゴ・キャンペーン事例7選!記念事業を成功させるコツとは?

 

大切な節目である150周年を迎えるにあたり、「周年記念事業を実施したいけど何をしたらいいかわからない」「どうしたら周年記念事業を成功させられるだろう?」と悩んでいませんか?このような疑問や不安を解消するため、本記事では150周年の記念ロゴ・キャンペーンの事例やロゴの作成方法、周年記念事業を成功させるポイントを詳しく解説します。

 

1.千葉県誕生150周年

千葉県誕生150周年

出典:https://www.pref.chiba.lg.jp/bunshin/chiba150th/logo.html

千葉県誕生150周年のロゴには、千葉県の公式キャラクターのチーバくんがデザインされています。千葉の宝船をイメージし、風を受け力強く未来に向け進んでいくデザインです。

また、お祝いの意味を込めて、縁起物や千葉の名産品である落花生や鯛、伊勢海老もデザインされています。

 

2.王子ホールディングス株式会社

王子ホールディングス株式会社

出典:https://www.ojiholdings.co.jp/150th/logo/

王子ホールディングス株式会社の周年ロゴは、森をイメージしたデザインです。150年の伝統と新しい未来へ挑戦しつづけていく様子や森を育て森林資源を生かす循環を、森から森へ帰る道で表現されています。木の葉1枚1枚は、社員1人1人の力を表現しています。

 

3.長野県山形村

長野県山形村

出典:https://www.vill.yamagata.nagano.jp/docs/67415.html

150th Anniversaryを中央に配置し、150周年であることがひと目でわかるデザインとなっています。また、慈眼寺清水寺や山形村道祖神、長芋やそばなど山形村で有名なものをロゴに取り込んでいます。

 

4.資生堂

資生堂

出典:https://www.shiseidocreative.com/works/3498/

プロジェクト初期からのキーワード「BETTER WORLD」「A NEW BEGINNING」に基づき、周年を迎える一年の位置付けを検討し、ストーリーを構築しました。そのストーリーから周年ロゴのコンセプトを策定しています。

周年ロゴには、コーポレートShiseidoロゴの曲線を基にした二本の曲線で軽やかな布のはためき(=幕開け)を描いています。

カラーには、コーポレートShiseido RedからBetter Worldへとつながる多様な色で構成されたグラデーションを採用し、「共生、調和、多様性」を象徴しています。

 

5.税関

税関

出典:https://www.customs.go.jp/zeikan/150logo.htm

メインカラーの青色は、空と海の物流、そして信頼を象徴しています。

ロゴの円を形作る3本の流れは過去、現在、未来を表し、時代を超えた社会の流れを表現しています。

中心には、国民の安全と安心を守る税関を象徴する盾が配置され、3つの桜が税関の使命(安全・安心な社会の実現、適正・公平な関税の徴収、貿易の円滑化)を示しています。また、税関のメッセージとしてキャッチコピー「水際で守る 日本の未来」が併記されています。

 

6. ドイツ総領事館

ドイツ総領事館

出典:https://japan.diplo.de/ja-ja/vertretungen/gk/-/2642336

一般公募で集まった91点のなかから、150周年のロゴが選ばれました。

ドイツを代表する芸術運動である「バウハウス」をデザインに使用しており、日本とドイツのメインカラーと特徴を加えたロゴデザインになっています。

 

7.西松建設

西松建設

出典:https://www.nishimatsu.co.jp/news/2023/post_81.html

150の「0」の部分は空を見上げる人をモチーフにデザインしました。

未来へ向け、これからも人を大切にして人と共に新しい道を切り開いていくという意思を表現しています。

 

 

150周年ロゴの作成方法

150周年ロゴの作成方法

 

150周年のロゴの作成方法を3つ紹介します。

 

クラウドソーシングで公募する

クラウドソーシングは、仕事を発注したい企業と仕事を受注したい個人とをつなぐオンラインサービスです。

クラウドソーシングを利用してロゴを作成する場合、コンペ式を活用するのが一般的です。

多種多様なデザインのなかから選択できるため、自社にぴったりのロゴを見つけやすいメリットがあります。理想通りのロゴに仕上げてもらうには、コンセプトや要件を明確にし、デザイナーに正確に伝えることが重要です。

なお、コンペ形式の発注のおおまかな流れは以下の通りです。

 

1.ロゴのコンセプトを指定する

2.料金を仮払いする

3.提案が集まる

4.修正・微調整を行う

5.最終的な納品を受ける

 

なお、代表的なクラウドソーシングサービスは以下の3つです。

 

ランサーズ 日本最大級のお仕事マッチングプラットフォームです。

コンペ式では、最も気に入った提案をしたデザイナーに報酬を支払い、成果物を買い取ります。

24時間365日のサポート窓口もあるため、安心して利用できます。

クラウドワークス ランサーズと同様に、日本最大級のクラウドソーシングサービスです。

多くのデザイナーが参加しているため、多彩なデザインやアイデアから選択できるのが魅力です。

クラウドワークスのロゴコンペは、依頼フォームを記入するだけで希望イメージが明確になります。

ココナラ 個人のスキルを売買できる日本最大級のスキルマーケットです。

365日運営でのサポートも行われており、安全性と信頼性が高いサービスです。

 

社内公募する

社内公募は、デザインを得意とする社員がいる企業や、社員数が多い企業におすすめです。

社員は企業理念や雰囲気をよく知っているため、社風に合ったロゴデザインが集まりやすい傾向にあります。

ロゴマークを社内募集する場合は、周年事業の目的や意義を十分に伝えたうえで募集しましょう。

 

ロゴ制作会社に依頼する

ロゴ制作会社に依頼すると、プロのデザイナーが会社のイメージやブランディングに合ったロゴを作成してくれます。

コストはほかの方法と比べると高くなりますが、その分質の高いロゴを制作できます。

デザイン会社を選ぶ際は、作成実績や料金プランなどをしっかりとチェックすることが重要です。

 

 

周年記念事業を成功させるポイント

周年記念事業を成功させるポイント

 

周年記念事業を成功させるためにも、以下3つのポイントを押さえましょう。

 

開催目的・ターゲット明確にする

周年記念事業を成功させるためには、まず目的を明確に設定することが重要です。

目標を設定し、周年記念事業後に評価することで、今後の活動に生かすことができます。社内向けでは、社員のモチベーションアップや交流を図るイベントが必要です。社外向けでは、取引先への感謝や会社のビジョンを発信することが目的となります。

加えて、ターゲットを明確に設定することも重要です。ターゲットを設定することで、計画が立てやすくなり、予算や今後のプランも決めやすくなります。取引先や顧客、社員など、どのターゲットに向けて発信するかを明確にし、周年記念の意図が伝わるようにしましょう。

 

社員を巻き込む

周年記念事業は社員全員に関係するため、複数のプロジェクトチームを結成し、多くの社員に役割を与えるなどして社員を巻き込むのがおすすめです。

多くの社員が関わることにより、会社全体のイベントとして捉えられ、周年記念事業の盛り上げにもつながります。

 

予算を決める

周年記念イベントを開催する際には、会社の予算を考慮することが重要です。

事前に話し合い、どれくらいの予算をかけられるかを検討しましょう。余裕のある予算設定を行うと、不測の事態にも対応できます。ただし、予算を抑えすぎるとイベントが小規模に見えるため、参加人数やイベントの規模に配慮して予算を設定することが大切です。

 

 

ロゴ以外の周年記念事業・イベントの例

ロゴ以外の周年記念事業・イベントの例

 

以下では、周年記念事業・イベントの例を紹介します。

ロゴ以外の周年記念事業の企画で迷われている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

記念式典・パーティーの実施

記念式典やパーティーを実施することで、上層部から社員へ日頃の感謝を伝えたり、ビジョンや事業のゴールを改めて共有できたりする場になります。

ホテルや宴会場などの豪華な空間でのオフライン開催だけでなく、オンラインで全国の支店とも一緒に開催する会社もあります。

 

ノベルティの制作

周年記念に作られるオリジナルのノベルティグッズは、顧客や社員にとっての記念となり、ブランドの認知度向上と顧客ロイヤルティの強化に貢献します。実用性と記念価値を兼ね備えたアイテムが理想的で、例としてロゴ入りの文房具、エコバッグ、Tシャツ、タンブラー、ボールペン、マグカップなどがあります。特に高級感や特別感を持たせ、自社の特色を反映したノベルティグッズがおすすめです。

 

新事業・商品・サービスなどの発表

多くの人が集まる周年記念イベントでの新事業・商品・サービスなどの発表は、新商品の告知に最適なタイミングと言えます。会社の新たなプロジェクトやサービスを発表することで、新しい歴史の始まりとして印象深く受け入れてもらえるでしょう。

 

リブランディング

老舗企業がリブランディングするメリットは、時代の変化に対応し、新規顧客を獲得できることです。

リブランディングはロゴやキャッチフレーズの変更にとどまらず、ブランド全体の課題を解決する包括的な活動と指します。時代に合った新たな価値観を提供することで新規顧客を引きつけ、離れた層の再獲得も期待できます。

リブランディングを成功させるコツとしては、既存ブランドの資産を活かし、長期的な視点で取り組むことが重要です。インナーブランディングを通じて社内にブランドの浸透を図り、これからの100年を共に築く意識を持つことが成功の鍵です。

 

 

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